全国の地元住民しか知らない驚き・発見・感動(=魅力)を、ニュースの手法を使って発掘発信するメディア「ローカリティ!」を運営する合同会社イーストタイムズは、2021年10月16日、ローカリティ!リリース1周年にあたり、全国の地元住民しか知らない魅力に地図で出会える「ロカ・マップ」(β版)をリリースしました。
ローカリティ!は、ローカリティ!スクールを修了した地元住民がレポーター(ハツレポーター)になって、地元の魅力を発掘発信し、レポート(ハツレポ)として発信する全国規模の地元愛爆発系メディアです。昨年のリリース以来、ハツレポーターは107人のぼり、ハツレポは25都府県、155記事になりました。
震災報道を行う記者らによって設立されたイーストタイムズは、インターネット時代におけるローカル報道とは「遠くのプロより現場の住民」が行うべきではないかと考え、昨年「ローカリティ!」をリリースしました。
「ロカ・マップ」を活用することで、ローカリティ!は今後、これまで知られていなかったローカルの「魅力」が発信され、その魅力への共感者を募ることができるプラットフォームに進化していきたいと考えています。
⚫︎「ロカ・マップ」が実装されたローカリティ!はこちら
Instagram:https://www.instagram.com/2020locality/
◾️誰もが自分の「好き」と向き合い、発信し、共感者を募れる世界へ
あなたの、好きなものは何ですか。
学校帰りに毎日食べた、和菓子屋さんのお饅頭。神社にある大きな大きな木。橋の上から見た山の姿。そして、そこにいる人々。
その全てが、あなたの地元の「魅力」なのです。あなたが知っている街の魅力。あなただけしか知らない、街の魅力。本当の「魅力」は、テレビやインターネットには載っていません。もしかしたら、あなた以外誰も知らないかもしれない。
そんな「魅力」を誰かに伝えてみませんか。あなたが好きな「魅力」には、本当はとても価値があるのです。その「魅力」を、伝わるように伝えれば、きっと世界の誰かが、あなたが大切にしていたその「想い」に、共感してくれます。
ローカリティ!は、地元に住む人々が、自分が大好きな地元の人やモノや出来事を、自分で世界に発信し、その魅力をともに愛する共感者を募る、全く新しいメディアプラットフォームです。
◾️自分が好きなものこそ「ニュース」であり、「価値」である
ローカリティ!は、地域の人が、地元愛を爆発させるニュースサイトとして、2020年10月に始まりました。
「ニュース」とは、あなたの心動くこと、あなたの驚き・発見・感動のことを指します。人が生きる中で見つけた驚き・発見・感動を誰かに伝える、それこそが「ニュース」であり「価値」なのです。
ローカリティ!はそんな地元の「魅力」を発掘・発信するムーブメントが、全国から湧き上がってくる状態をつくりたいと思っています。ローカリティ!とは、メディアの名前でもあり、この想いを共有する人々の名前でもあります。
◾️誰もが自分が大切にしている想いを「旗」として掲げられる世界へ
2021年10月、ローカリティ!は、誰もの大切にしているものを「旗」として掲げ、その共感者を募れるプラットフォームに進化します。
自分が好きなものを発掘発信し、共感者を募る世界を、もう一歩進めると、自分が大切にしている想いと向き合い、表現し、発信し、共感者を募る世界と言えると思います。
その自分が大切にしている想いと向き合い、表現し、共感者を募る行為を、私達は「旗を掲げる」と呼びたいと思います。そしてその時、ローカルとは地理的概念を脱し、自分が大切に想う全ての存在を指すようになります。
ローカリティ!は、誰もが自分が大切にしている想いを「旗」として掲げて、共感者を募ることができるプラットフォームになりたいと思います。そして、共感者が集まり、社会のムーブメントを起こせるような基盤になりたいと思います。
人は、会社は、地域は、みな、大切にしている想いがあります。その想いを「旗」として掲げ、それに共感してくれる人が一人でも現れたら、人は生きていけるのではないでしょうか。私達は、そんな一人ひとりの大切にしている「想い」とともに、このローカリティ!を作っていきたいと思います。
ローカリティ!のニュースは、「記者」ではなく、地域の魅力を発掘発信する「魅力発掘発信レポーター」(ハツレポーター)が書いています。そして、このサイトに載っているのは、「記事」ではなく、「魅力発掘発信レポート」略して「ハツレポ」なのです。ローカリティ!は口コミサイトとは異なり、全ての記事(ハツレポ)は、プロの記者・編集者によって入念にファクトチェックが為された上で公開されます。その意味で、「ハツレポ」は、全て、地元住民しか知らない驚き・発見・感動であり、ファクトなのです。
ローカリティ!では、あなたの地元の好きなものを一緒に発信してくれる「仲間」を募集しています。少しでも気になった方はぜひ、ハツレポーター説明会にご参加ください!!
◾️「ロカ・マップ」(β版)でできること
「ロカ・マップ」は、全国各地にいる住民レポーター(ハツレポーター)が発表し、編集部がファクトチェックを行ったレポート(ハツレポ)全てに、位置情報を付与し、地図に展開した機能です。このロカマップは、日本全図から、町の裏路地の単位まで拡大できます。つまり、あなたの気になる商店街のハツレポを見つけられたり、場合によってはあなた自身がハツレポーターになって、あなたの気になるお店のレポートを書くことができます。
ローカリティ!には、編集部セレクションの「トピックス」タブ、新着記事を表示する「新着」タブ、自分の周りのハツレポを表示する「GPS」タブがあり、それぞれを押すことでハツレポがソートされます。
ログインすれば自分のお気に入りの地域、話題、ハツレポーターをフォローしてタイムライン形式で表示される「マイロカ」機能は、近日公開されます。
ローカリティの「ロカ・マップ」機能をハツレポーターになって活用すれば、あなたの地元のあなたしか知らない魅力を、地図で発表することができます。ハツレポーターにならなくても、旅先に出た時、地元の人しか知らないとっておきの話題を、まるで地元の人に直接教えてもらえるかのように知ることができます。ローカリティ!は、ローカルの魅力発掘発信プラットフォームなのです。
あなたもぜひ、旅先で、そしてあなたの地元で、ロカ・マップを活用してみてください。あなたの知らない魅力が見つかります。もしそこにあなたの知っている魅力が載っていなかったら?それはあなたがハツレポーターになって発表する番です。是非一緒にローカルの魅力を発掘発信しましょう!
◾️行人兼編集主幹 中野宏一 メッセージ
「名も無き人々」が、自ら「旗」を掲げ、主役になる時代へ
私がイーストタイムズを創業した2015年当時、数々のインターネットメディアが勃興し、「新聞の時代は終わった」と豪語していました。しかし、それらのメディアは尽く、アクセス数が稼げるネタ、スポンサーからお金を引き出せるネタを、現場取材無しで書くことに終始していました。私は、そんな世界はおかしいと思いました。
「そこに生きる人々を伝える」をコンセプトに、私はイーストタイムズを創業し、東北各地の人々の生き様を聞いて、それを伝える仕事をしてきました。そこで出会った人々の姿は、東京で小さな世界で生きてきた私の価値観を大きく揺さぶりました。
津波で大きく破壊された街で、折れそうになる気持ちを、真っ赤な大漁旗に託し、プレハブの仮設商店街で営業を続ける人々。人がどんどんいなくなる街で、「俺はこの街が好きだから」と言って、東京から戻り、シャッター街の中、ガラス張りのカフェの明かりを灯し続ける若者。仕事の合間に「ちょっと見せたいものがある」と私を山の上まで連れて行き、「何でもない景色かもしれねえけっど、俺はいいもんだと思うんだ」と語ってくれた市役所職員。
人間とは、揺らぎがあるものです。
揺らぎには、言葉にならない「想い」があります。
人間とは、表現しきれぬ「想い」を持つ存在なのです。
アクセス数が無ければ価値がないのか、お金が無ければ価値がないのか。お金を稼がなければ、その「想い」に、価値はないのか。
私はそうではないと語る人々が、鮮やかに生きている世界を見てきました。「そこに生きる人々を伝える」をテーマに始まった私達ですが、このローカリティ!で、「名も無き人々」が自ら「旗を」立てて共感者を募り、主役になる世界を作りたいと思います。
その「旗」には、きっと価値があります。
誰もが自分の「旗」を掲げ、それを互いに尊重できる世界を、ともに作りませんか。
合同会社イーストタイムズ代表社員CEO
ローカリティ!発行人兼編集主幹
中野宏一