合同会社イーストタイムズは、2021年度および2022年度にわたり、オホーツク・文化交流センター(エコーセンター2000)で、網走市・網走市教育委員会および株式会社JTBふるさと開発事業部と共に、「網走市ローカル魅力発掘発信ワークショップ」を実施しました。この情報技術を活用した地域学の取り組みが高く評価され、このたび、オホーツク・文化交流センターが、全国約17,000館の公民館から、第76回優良公民館表彰で最優秀館に選出され、文部科学大臣表彰を受賞しました。
合同会社イーストタイムズは、2021年度および2022年度にわたり、網走市・網走教育委員会「あばしり学」およびJTBと共同で、「網走市ローカル魅力発掘発信ワークショップ」を開催しました。
2021年度は、コロナ禍の影響を受け、7月25日と9月18日の前編後編全2回にわたり、完全オンラインで実施されました。網走市に関心を持つ参加者が集まり、ソーシャルメディア時代のローカルニュースの3つの要素や、その実例を紹介し、後編のワークでは、参加者が自身の「驚き・発見・感動」に基づく網走市の魅力を発表しました。
翌2022年度では、対面開催での「まち歩き取材体験ワークショップ」として全3回開催されました。8月20日、9月10日、9月11日の日程で、参加者は実際に網走市内を歩き、地域の魅力を発掘しました。ワークショップを通じて、参加者は取材の手法や見出しの取り方を学び、最終的に「魅力発掘発信レポート」(ハツレポ)を作成しました。
オホーツク・文化交流センターは、「網走市ローカル魅力発掘発信ワークショップ」の一連の取り組みを「情報技術を活用した地域学の取り組み」と題し、以下を成果として発表しました。
コロナ禍でも現地開催とオンラインのハイブリッド型講座を通じて、網走市民に新しいICT技術を取り入れた学習機会を提供。
情報リテラシーに関心の高い一般市民や公民館講座に未参加の市民も含め、広い層の市民への参加を獲得。
地域学と情報技術の融合により、市民目線での地域魅力の発掘と発信を促進し、網走市のローカル魅力を再発見する機会を提供。
<オホーツク・文化交流センターの受賞プレゼン>
情報技術を活用した地域学の取り組み
<受賞プレゼンで紹介された猪澤航さんの記事>
驚き・感動・そして出会いが眠る、酒場ではしご酒【北海道網走市】https://thelocality.net/abashiri-hashigozake/
合同会社イーストタイムズは、この成果を基に、全国各地のローカルな魅力を発掘・発信し、共感者を募り、ムーブメントを起こす、プロジェクトを企画していきます。
<優良公民館表彰>
優良公民館表彰は、文部科学省が公民館及び同等の社会教育施設を対象に実施している制度で、公民館活動の充実と振興を目的としています。全国約17,000館の公民館の中から、特に優秀な成果を上げ、他の公民館に模範を示す施設を文部科学大臣が優良公民館として表彰します。この制度は、1947年(昭和22年)から開始され、公民館の活動が時代の変遷に応じて進化する中で、その時代に適した顕著な活動を行う公民館を毎年顕彰しています。
<網走市ローカル魅力発掘発信ワークショップ開催レポート>
ローカル魅力発掘発信プロジェクト『その土地を、 ふるさとと 想う人をつくる』
JTBのふるさと納税サイト【ふるぽ】